今夜も酒を飲みながら ふらり ふらりと千鳥足  明日はどこの山行こうか

過去お題 登山計画書

山道具研究所

お題 登山計画書

今回は山道具ではありませんが、登山には基本的な登山計画書を取り上げてみたいと思います。
私のように山岳会に所属していれば会の規則によって登山計画書の提出を会として義務付けていることが多いと思います。当山岳会でも基本的に提出が必須となっています。
さて、個人で登られる皆さんはどうでしょうか?
人によっては所管の警察署に、また登山道の入り口でと場合によって様々だと思いますが、もし入り口で出すつもりで登山届けポストがなかったりしたらどうでしょう?
さらに、提出する宛先が分からないから、さらに時間がないから、面倒くさいからと理由は色々でも提出しない方も結構多いのではないでしょうか。
登山計画書の提出は本人の遭難時はもちろん、他の人が遭難した場合にとっても遭難者の位置確認を確定付けるのに聞き取りを行うための貴重な資料になります。

登山計画書はそういう意味で山道具以上に重要な意味合いがあります。皆さんのご意見また普段思ってることをお聞かせください。

登山計画書とツアー登山

  • 投稿者:管理人 (2009-07-21 (火) 11:30:18)

そもそも計画書はLTQさんの記事のとおりコースの下調べという意味合いがあり、また個人の経験や諸々に沿ったものであるはず。
「このコースは自分の体力じゃ1日じゃ無理だな」とか
「雪が残る時期にこのコースは経験不足だな」とか
「よし、これなら行けそうだ」とか。

じゃ旅行会社が企画する見知るぬ人が不特定多数参加するツアー登山はどうなんだろう?
普通旅行ツアーに申し込むとツアー行程表が旅行会社から郵送されてくるが、登山においても同様に集合から解散までの行程表で済まされていることは容易に予想がつく。しかも採算優先で作られた日程であるので参加者の年齢や経験、技術などは考慮されてない。
それじゃ旅行会社が登山計画書という名の書類を郵送したとしても登山計画書の体を成してないのだろうと思う。

最近の遭難事故の報道を見てて、登山計画書の《登山計画》って何だろう とつくづく考える管理人でした。

現地ガイドのせいで報道は済ませているが根本は本当にそこなのだろうか!

コメント

  • ツアー登山の計画書は見たことがないのですが、まあ、下山日時が優先され好条件時の体調管理・時間設定で計画されたのに、悪条件に遭遇しても計画を優先して判断という判断をせず、突っ込んでいったのでしょうね。ガイドさん、ツアー登山の催行会社も資格とか制度について縛りがキツクなるのは避けられないと感じますし、参加者の意識も登山であることを強く意識すべきだと感じました。 -- LTQ 2009-07-21 (火) 19:24:28
  • ツアーの場合 ガイドが中止を決定すると、お客さんの中にツアー料金の全額返済を要求する人もいるそうで、ガイドもなかなか中止決定を出来ないという話を聞いた事があります。そんな裏の話はマスコミには出てこないし、ツアーガイド(の皆さん)は行程表どおりにせざろうえなかったのではないかと思ってるのは私だけなのかな?かなり個人的な意見ですみません。-- 管理人 2009-07-21 (火) 23:17:31
  • 確かに・・・行けたのに下山すれば雲助ガイドと言われるだろうし、無理に突っ込めば事故原因と言われるし。大変ですよね。当会OIIさんがマッターホルンに行ったときは時間ごとにターニングポイントがあり、それより遅れるとマンツーマンで付くガイドから「アンタはここまで」であっさり下山させられる。とのこと。OIIさんは登頂したけど相当人数はスピード不足で下山勧告。それほどガイドさんに絶対的な地位が与えられているのでしょう。現状の日本なら、同様のケースなら銭返せという人が多数派なのかもしれませんね。 -- LTQ 2009-07-22 (水) 09:06:20
  • ガイドがツアー会社より権限持たないと無理だというとこですかね -- 管理人 2009-07-22 (水) 15:17:23

計画書

  • 投稿者:LTQ (2009-07-14 (火) 18:03:07)

ぼくタチ組織加入者はやはり普通、義務となっている所が多いと思いますが、当会でも事前提出100%ではないでしょうねぇ。事後報告もあるようだし…

で、ボクの場合
インドアクライミング・杉滝岩でのゲレンデクライミング以外は全て出します。
インドア・杉滝の場合であれば、友人知人が誰かしら居るので緊急時には家人と連絡は
何とか着くし、メモ程度でも行き先は家に置いておく。

ボクの場合、上記以外の場所へ行く場合はほぼ100%近く会へ届けます。
ボクの場合は、会の指定場所2箇所にメール送信。
その他、自宅。

事前に計画書(届け)を作成すると、冷静な状態で、エスケープ、時間管理上、突っ込むか、引くかの判断を事前に決めておくことができます。
準備せず行き当たりバッタリでは、ひき返すポイントが曖昧になると感じます。
また、地図等資料もちゃんと目を通すので事前のシミュレーション的な意味もあると思う。

だから会山行等でLが作り配られた計画書でも、やはり自分で検討すべきと思います。
疑問があれば、山行前にL又は作成者に確認することも大事な事だと思います。

山岳会はツアーではなく自主的にヤマに入るのがタテマエですから自立・自律の両面から自分自身ですべき事と思います。

会山行で下山予定時間から24時間の経過、或いは予備日を使い切り24時間経過すると当会では遭難の疑いがあるとして情報収集を行う。という基準になりました。

個人山行の場合、管理しきれないのでやはり、家人からの申し出により情報の収集となるので、警察・投函ポストも重要ですが家人・単身者の場合は職場関係・友人などに計画書を託すというのは悪い事ではないと思います。

当会の様に小さな組織でだだっ広いヤマを手がかりナシに捜索するというのも
非常に困難なハナシですので結果がどうあれ、やはり探しやすい条件を整えておきたいと、常々そうは、思っています。
人間、自分だけは大丈夫と思いがちだけど、ヤマで心臓とか脳の急性疾患ってこともあるかも知れないし、石っころにブチあたるかもしれないし、酔っ払って転ぶカモシレナイ。

要は不確実な所に行くので、予定は誰かに託すべき。
とつらつら・・・と思うのでありんす。

コメント

  • LTQさん 遭難発生時には大変御苦労様です。当遭難対策もHZUをはじめ多くの方が遭難救助に奮闘されてます。 さて我々組織加入組みから外れた個人山行の登山者はやはり家族や友人に提出は必要なんでしょうね。加えて電話での下山連絡も必要になってくるでしょう。そうでないと預かった方としては必要以上の心配をしてしまいそうです。私自身電話連絡をしなかったために(しかも寄り道をして帰った)大騒ぎになっていた事がありました。 -- 管理人 2009-07-14 (火) 19:19:03

計画書

  • 投稿者:おっさん (2009-07-13 (月) 22:13:04)

 おばんです・・・また、しゃしゃり出ました、おっさんです。
計画書、確かに、登山届けは書いて持っているのに、登山口にポストが無くて出さずに登った事は何度か有ります。

 今年の一月、泊まりの山行で、登山届けを出すポストが雪をかぶって投入不可能で出掛けたら、夜になっても車が残っている事から、登山者が帰って来ないって言う事で、駐在さんにご心配をおかけした事が有りました・・・まあ、遭難騒ぎを起こした訳です。
それで、考え出した作戦が、自分の詳細とコース概略を記した紙を、車内の見える所に提示して行くという方法です。
現在は、定型文で自分の氏素性を入れておき、コース概略をその度ごとに書き入れる様にホワイトボード(100均で買ったもの)を使っています。

 しかし、この方法は、自分の素性と不在の時間まで万人に知らしめてしまう訳で、車上荒らしなどには貴重な情報にもなり得ると思います。
なので、単独なら被害は自分一人ですが、団体の場合、今時うるさい個人情報を数名分も晒してしまう事になるのも、いかがなものかと言う懸念も有ります。

 そう言う意味から、こちらがやっている登山計画書のコーナーは、ネットで届け出のテストケースみたいなもんで、画期的な事だなと感心しておりました。
ネットで提出出来れば有り難いので、山の系列に関わらず、各県警などが窓口で受けてくれれば良いのですが、どんなもんでしょうか?

 ホント・・・万が一の時にはやっぱり捜索して欲しいので、手かがりは多い方が良い訳です。
と、言う事で、私は万が一の時に助かりたい一心で、なるべく細かい計画書を提出、提示、して行こうと・・・本気で思っております。

 とくに、私はおっさんのくせに、単独で雪の山なんかで遊ぶのが好きなので、保険と計画書は、お守りだと思っている次第です。

 長々失礼しました。

コメント

  • 個人で登られる方の登山届けについては微妙ですよね。基本的にはどこかには必ず届けなければならないと思うのですが非公式の宛先では遭難時役に立たないし、公開しすぎるとプライバシーの問題があるし。私も「保険と計画書はお守りみたい」という意見に賛成です。 -- 管理人 2009-07-14 (火) 08:38:05

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