1/21経塚山
2012/01/21 経塚山 ロープワーク練習
この日は夕刻より所属する山岳会の新年会が予定されており、一汗かいた方が、よりお飲み物が美味しいだろうと有志で企画したこの山行、HZU・LFD・EHJが指導者、W竹田&ハイジが訓練生、計6名で行なった。朝8時に駐車場に迎えをもらい、登山口からスノーシューを履いて経塚山の山頂を目指す。低い山なので1時間30分もあればゆっくり登れる予定だ。登りのついでに取り残しのムキタケを調達しながら足を進める。途中、第一鉄塔まで来ると小国の町の眺望が望める。いい眺めだ。
頂上までやはり1時間30分丁度で到着。まずは竪穴式の半雪洞を掘り、上にフライシートを被せ屋根を作る。これで昼食時の居場所を確保、その後早速ロープワークの練習に取り掛かる。新しいことは何もない。普段から使う事を中心に繰り返し繰り返し練習をする。とっさの場合、自身のないことはなかなか出来ないものだ。だからこそ「飽きて、またか」と思うほど体に染み付かせていかなければならない。ブッシュを利用しビレーを確保、パートナーが滑落時の確保、互いの掛け声等、何回練習をやっても次までは忘れることが多い。繰り返し練習を行なうことで我流がなくなる。パーティでは我流は通用しない。自分だけが理解できるやり方は事故の元、だからこそ、まとまった人数で確認の作業も含め練習する必要があるのだろうと思う。午前中いっぱいロープワークの練習を行い、昼食に合せアルコールによる体の温め方の訓練に入る。これはなかなか楽しい訓練!
LFDが一足早く鍋を作っていてくれた。それを突付きながらまずはジャパニーズ熱燗から。ん~なかなか温まる。次は冷えたもので試してみよう。ん~さっぱりして爽快感がある。なんと言っても気持ちが温まる。じゃ次は赤ワインで。なるほど食事が美味しく感じられる。アルコールによる実験と研究は約2時間続いたのでした。
さてアルコール訓練後は再び雪上に出て雪崩遭難時における訓練。アバランチビーコンの操作・プローブによる捜索方を練習する。雪崩で埋まってしまった条件にもよるが、5分以内に埋まった人の呼吸を確保しなければ生存率が著しく下がる。みんな真剣に取り組む。がアルコール訓練が過ぎたようで口数が多い。笑いもある。でも精一杯真剣です!下山時もビーコンによる捜索の練習をしながら下り、あらま もう少しで新年会の時間じゃありませんか。汗かいたのに風呂にも入らず突入するしかあるまいな こりゃ・・・
写 真
駐車場にて準備を進めるメンバー |
第1鉄塔まで尾根をつめて行きます |
もうすぐ景色のいい場所に出ます |
EHJ 絵になりますね |
第1鉄塔から見下ろす小国町 |
こちらは杉沢地区です |
ロープワークの訓練中 竹爺は真剣 |