9/26吾妻
2010/9/26 吾妻連峰(東大巓)小春日和トレッキング
時間どおり朝7時にHorikoshiさんに迎えをもらい集合場所の駐車場に着くと既に本日ご一緒する樋口さんとジェニファさんが待っていてくれた。本来24日、25日は朝日連峰の登山道整備に出席するはずだったのだが個人的野暮用で欠席する事に・・・ そして吾妻に向かうことと相成ったのでありました。
話は戻って、この日ご一緒する樋口さんとジェニファさんとはお初の山行。樋口さんは地元の葉山でお目にかかった事はあるがお話したのはこの日が初めて。そしてジェニファさんは今年の春大学を卒業後、ELTとして日本に来て1ヶ月の新米。と言ってもジェニファさん卒業した大学がハーバード。東大卒の人と話をした事はあるがハーバード卒の人と話をするのは・・・ 元来、内向的で内気なバーボンTakedaは恥ずかしくて最初会話することが出来なかったぜ(笑)
さて立岩登山口から登り始めたのが約9時30分。Let's roll to clime と英語で声がけ出来ればカッコいいのだがいつものように「さあ 行きますか」 なんと地味な私。
30分登ったところで景色のいい場所に出た。5名ほどのパーティーが腰を降ろして休憩中。私たちも一息つける事とした。写真を撮りながらの5分。広く置賜盆地が見える。この日作業中の朝日方面は雲が暑くかかっている。「ご苦労様です」と心の中でつぶやいたが、久々の山行の方がこの日の心の中をほとんど占めていたようで、もうすぐ山頂の雲も上がりそうな天気にニンマリしていた。途中の杉林で杉ワカイを採りながら登る。道はなだらかだが前日までの雨の後で道が悪く歩きづらい。それさえなければ楽勝の登山。
もともと標高の高いところから登り始めた事もあり、登りは僅かで上の弥兵衛平に入ればもう木道だ。湿原地帯の木道を写真を撮りながら歩く。いやー気持ちいいね、天気も最高。普段の飯豊連峰や朝日連峰の急登と比べるとなんと楽な事。息が上がる事も無く歩いている。約2時間で明月荘に到着。小休憩をとり、荷物を置いて吾妻連峰の東大巓に向かう。途中東大巓から続く藤十郎に向かう稜線の先に中大巓、そして西大巓が見える。弥兵衛平は紅葉が始まりかけでその綺麗な事。みんなで「いやぁー 来ていがったねぇー」と声をそろえて言う。ジェニファは「トテモ キ レイ デス」。東大巓の山頂(三角点)は観るほどでない。そこに行っても二畳くらい草木が無くて道標が一本あるだけ。その先に行くと福島側の山並みが一望できる。めおとやまの半合法的セカンドハウスがある家形山、安達太良山、会津磐梯山その奥に猪苗代湖が見えた。しばし写真撮影の時間。時計を見ればもう12時過ぎ。明月荘まで帰って昼食とする。本日のメインは芋煮だ。途中採ってきた杉ワカイもタップリ入れて豪華芋煮。ただしこの杉ワカイは数年前、国から毒キノコ指定になった。しかし地元では遠い昔から先祖代々食べてきた食材なので私達は食べたが、あくまでも自己責任でお願いします。ちなみに死んだ人は知りません。そのほかのキノコを食べて病院送りになった人はたくさん知ってますけど。
昼食を済ませ名月荘を出発したのは2時。当然帰りも杉ワカイを採ってきましたよ。駐車場に4時無事到着。小春日和の中とても気持ちのいい山歩きでした。
写真
登山口に到着後 それぞれ準備にかかります |
置賜盆地が広がります |
登りはなだらかで初めのうちは快調に進んで行きました |
途中では杉ワカイが出ています。当然採取!そして後に芋煮の中へ |
保全作業の行なわれている朝日連峰方面はガスがかかっていました |
もう弥兵衛平に差し掛かります |
弥兵衛平まで上がると木道歩きになります |
明月湖付近は全体が湿地帯になっていてチトウがあちらこちらに |
藤十郎、中大巓が池の向こうに見える |
東大巓山頂が見える。右に伸びるのが藤十郎に向かう稜線 |
東大巓山頂の道標。これ以外何もない、何も見えない |
めおとやまが住んでいるという噂がある家形山方面 |
会津磐梯山方面。写真ではわからないが奥に猪苗代湖が見える |
写真撮影を楽しむメンバー |
東大巓からの帰り道弥兵衛平を望む。白く見える小屋が明月荘 |
本日の昼食(宴会)料理 |
カメラをセットするHorikoshiさん |