9/5 保全作業
2009/09/05~06 梶川峰~扇の地紙間 登山道保全・緑化復元作業
- ケルン直下ガリー侵食復元作業
前年ガリー侵食により深くえぐれた部位に石組み及び土嚢による砂防ダムを作ったところいい感じで土砂が堆積し、今年も同様の追加工事をしました。数年同じ結果を得れるとすれば背丈以上あった侵食部分もほぼ元の高さ近くまで戻すことが出来るんだと思います。自然の力と自然のものだけで破壊と同じだけの威力を持って復元できるいい事例だと思います。
- 梶川峰 扇の地紙中間部 緑化ネットによる裸地化部位復元作業
緑化ネットはネットそのものに緑化させる直接的な力はない。ネットの持つ力は土壌を動かなくする事だ。その事により自然の力で緑化させる。ここで注意が必要なのは動かなくなった土壌の上を水が走り砂を体積させない工夫が必要なこと。この事はこれまでの作業の失敗例と経験の中から明らかになったことで、作業にあたってるボランティアの方々は十分その知識は周知の上で、作業は指示なしでもそれぞれが手馴れた様子でどんどん進めていく、それはそれは見事なものです。
さらに、水の流れが認められる水道(みずみち)には砂防ダムを施し水道を殺すことなく、水勢をコントロールし砂の流出を何段階に止めた上で水のみを排出していく。数年にわたる継続作業なのでこの辺も作業員は手馴れたものだ。
作業風景の写真は少ないんですが生き生きした皆さんの表情と飯豊山の雄大な景色をお楽しみください。
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