1/10熊野山
2011/1/10 今年の初始動 熊野山(長井市平野地区)
今年初の山行を熊野山に決めた。
熊野山は長井市の平野地区にある山(669.5m)で熊野神社が祭られている。来年度リニューアルオープンする導照寺平スキー場の上部に位置する。この日のパートナーはHorikoshiさん、前日まで阿武隈地方の山歩きに出かけていたが付き合ってもらうことになった。
9時に集合場所の長井ダム「まなび館」に集合。ピストンで帰ってくる事を私は予定していたが、Horikoshiさんからこんな提案「折角の雪道だから 熊野山に登って飯豊町の中観音堂地区に降りていこう」と地図まで用意してある。「行ってみますか」と私バーボンTakeda頷いたのでありました。車1台を中観音堂地区のとある会社に駐車させてもらい、導照寺平スキー場への取り付け道路から歩き始めたのが9時30分。尾根に取り付く夏道が下の方からあるのだが上りはまだオープン前のスキー場を使うことにした。スキー場の端を尾根まで詰め、尾根筋を進む。前日まで山歩きをしてきたHorikoshiさんは元気いっぱい先頭でラッセルしながらグングン高度を上げていく。私ときたら正月中呑んでは寝、寝て起きては酒といった体たらくな生活を送っていたせいなのか息が上がる。スノーシューで進む一歩がとても重く感じる。結局8割以上のラッセルをHorikoshiさんにしていただいた。
この熊野山8合目あたりに熊野神社があり、岳人長井の市民登山なんかでも登るらしく、最近では多くの登山客が訪れるらしい。熊野神社まで歩き始めて約1時間ちょっと。更に山頂まではもう30分というところだ。山頂部は特に何も無い。ここが山頂辺りだろうというくらいなもんだ。風を避け昼食。少しだけ雪を掘り下げ弁当を食べる。あの尾根を下る話をしているうちに天候が怪しくなってきた。風が強く雪が舞い上がって視界が20mくらいあればいいほうだ。地図はあるが二人ともここから先は初トライ、しかも痩せ尾根。「また今度にするか」と元来た道を帰ることに。登りで着けたトレースは所々風で消えていて、うっすらその気配があるだけ。それでもここの尾根を道迷いすることは無い。神社まで戻ると風もだいぶ和らぐ。神社からはスキー場への最短ショーカットのルートを進む。斜度がきつく登りには向かないが、下りるときは雪の抵抗とスノーシューの浮力が相まってなんなく下りれる。しかしナダレそうな感じもあり、下は沢筋なのでルートは慎重に選ばなければならない。沢に近づきすぎると斜度が60度くらいになり登り返すにはつぼ足でなければ無理だろう。スキー場から遠ざかる感じになるがやや左に進むのが安全な下り方だ。そういう私達も実はやや沢筋に入ってしまい、急斜面をトラバースして安全なルートに出たのでした。帰りは大幅のショートカットで30分ちょっとで下りてきた。Horikoshiさんのお誘い「昼酒すっぺ!」 賛成です。大賛成です!こうして初山行の後にはHorikoshiさんの家におじゃまして、「山を語る会」になったのでありました。どうもご馳走様でした。
写真
ここが「まなび館」 駐車場も広く、この道向かいから登り始める |
雪で上部が見えないが山頂はやや右上 |
スキー場への取り付け道路に車を駐車し、上り始める |
Horikoshiさんが一足先に出発 |
スキー場の端を上り、グングン高度を上げていく |
一休み あ~っラッセル キィーツッ! |
陽が出てきた 期待が高まるが・・・ |
平野地区(平山) 流れている川は野川 |
熊野神社のお堂 |
今日のメンバー2名 |
景色はいい |
手前の尾根を下る予定だったが残念 |
この辺りが山頂だ |
ショートカットして下りてきた斜面を振り返る |