今夜も酒を飲みながら ふらり ふらりと千鳥足  明日はどこの山行こうか

4/24長井葉山

2011/4/24 長井葉山

この日は地区の廃品回収の日。朝起きて雑誌やらダンボールやらを回収所まで持っていくと予報では雨だったのに雨は上がり、東の空が明るい。西の空も雨が上がりそうな様子を見せている。こりゃ行くしかないでしょう、山へ そう地元の葉山へ!
車で向かうがなかなか除雪が追いつかないのか上の農免道路までたどり着けない。色々探ったが登山口までは行けず、蔵京のズン止まりに車を駐車し歩き出すことになるがそこには見覚えのある車が・・・  来てるな!
蔵京を歩き始めたのが8:08。予定では登山口を8時には出発したかったが、まっ こんなのもでしょう世の中。蔵京地区から登山まで約25分ぐらいを雪が所々残る農免道路を歩いて行く。白兎の森林公園を過ぎると一面雪になる。登山口の鳥居の周りはまだたっぷりの雪。ここから尾根に取り付く。夏道は木の階段を登って行くので然程気にしていなかったが、結構な急斜面だ。尾根に入れば夏道が顔を出したり、雪で隠れていたりの繰り返し。マンサクが下のほうでは盛りだ。雪が消えたところではショウジョウバカマも咲き始めている。ん~ 春ですなぁ。
30分も歩けば夏道は消え、完全に雪の上を歩くことになる。いいね、春山は自由に自分が好きな所を歩けて。1人の先行者の踏み後がある。彼もここを登ったんだろう。上で逢うのを楽しみに足を進める。大場さんのブナを過ぎ細尾根のビュースポットから振り返れば手前に長井市、奥には置賜盆地が開け、山形県の母なる川 最上川 が流れている。いいね いいね!なんか花粉症の体も調子いいぞ。それにしても絶好の春山日和だ。天気もサイコー!
姥石は完全に雪の下だ。どこなのか登るときには分らないくらいだった。尾根の切り合せまで詰め、そこからやや左に折れて葉山小屋までを回りこむ。鉾立ての水場もはるか雪の下の下。ここまで来て気付いた。あれっ 葉山を境にして東側が晴れ、そして西側がくもりでやや風が強い。祝瓶山方面は空が暗い。残念ながら大朝日岳は見えないか、でも東斜面はこの上ない天気だから今日の俺はラッキーな晴れ男としよう。
小屋に着いたのが10:45。中に入るとやっぱり居ました、ホーリーことHorikoshiさん(あっ実名また出しちゃった)。「やあやあ お互い 好きですなぁ」と褒め合い、談笑。早速納豆もちを御馳走になった。ネギ入れて納豆もち、なかなか山でいけまっせ。その他味噌汁を作ってくれた。今日は1人だけだと思いこちとら何も用意していない。朝自分で握ってきたオニギリだけ。いつもいつもご馳走様です。
昼食を済ませ二人小屋を出たのが11:30過ぎ。小屋から出てみると細かい雪が結構降っている。やっぱり崩れてきたか。しかし歩き出して間もなく東斜面に出ると晴れてはいないが雪は完全に落ち着く。降る様子は微塵もなし。
帰りは速い。雪が良いクッションになってつぼ足でポ~ンポ~ンと走るように下りてこれる。休むことなく約1時間快調に飛ばし白兎の登山口鳥居前に到着。ここから車を止めた蔵京地区まで20分の歩き。それでも時間はたっぷりある。こごみ採りにでも行ってみましょうかとホーリー&バーボン。しかし元気だなぁ 中年登山者の二人組!

写 真

鳥居の周りは雪がまだいっぱい
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尾根に出れば雪と夏道の繰り返し
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マンサクが盛りの長井葉山
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ショウジョウバカマも咲き始めています
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しばらく登ればそこからはもう雪だけ
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となりの勧進代尾根
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細尾根になったビュースポットから山頂方面
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振り返れば置賜盆地
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雪はまだたっぷりあります
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それにしても絶好の春山日和
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このへん下るときにガスると初めての人は迷いやすい
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小屋出発間際のホーリー、「歩いているとき撮ってくれ」(ホーリー談)
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はい、立ってる写真もちゃんと撮りました
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付 録

大場さんのブナ(写真中央)。
冒険家の大場満朗さんが葉山に登った時、気に入ったというだけでこの名が付いたブナの木。
何回も葉山に登っている俺が気に入っている松をバーボン松とは誰も呼ばない。
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