4/3西俣の峰
2011/4/3 完全復帰報告 西俣の峰ピストン
2月の上旬に右足を骨折、手術をし、3月には大震災があり、暫く大人しくしていたがそろそろ動き出さないと・・・
予定通り約8時梅花皮荘の駐車場を出発。メンバーはHZU、ハイジ、HZUの娘さん、そして大人の遠足でお馴染みのYayoiちゃん&Aikoママ、Dr.まっちゃん、竹爺夫妻、ホーリーことHorikoshiさん、バーボンTakedaの10名。HZUが民宿奥川入に挨拶がてら顔を出している間に民宿裏でかんじきを付け、準備が出来た順に取り付まで歩き始める。先頭組みは尾根の先端から登り始める。HZU率いる後発組は斜面をトラバース気味に詰め、尾根に取り付くコースをとっているようだ。HZUのように山を知っている方は好きにコースをとれるだろうが尾根先端付近から尾根に取り付いたほうが無難です。実際雪がひび割れている斜面をトラバースするにはルートの取り方がとても難しいです。私達は尾根先端から尾根上を進みます。いずれ痩せた尾根に雪が乗っかっていますから注意が必要な尾根です。岩場を全員が越えた後HZUがルート工作のため先発、竹爺・ホーリーと続き、私はみんなの最後尾について登った。大曲の主尾根に上がるまでに登り始めて約1時間半を要した。やっぱり難しいルートだここは!
さて大曲に上がればここからはホーリーが先頭を引っ張る。というか任せる(誰も換わろうとしない)。十文字池までほぼホーリーがトップで足を進めた。大汗をかきながらも満足そうなホーリー。いいね、いいね!十文字池で一休み。
ここで高度的に上り口から西俣の峰までの半分を超えた位だ。向いにはまだ倉手山が大きく見える。あの高さを越さなければならない。まだまだだ。
十文字池からは西俣の峰が見えてくる。バーボン張り切ってトップで行ってみました。暫らくは順調に後続を引っ張ったものの、急登に入ってからはペースダウン。先頭を交換しながら西俣の峰を目指す。なんかいつもは大張りきりの竹爺もこの日は足がつらそう。元気が良かったのはYayoiちゃん。付いたあだ名が「ラッセルYayoi」。予定通り約3時間弱で西俣の峰へ到着した。雪が舞い、風も強い。どう雪洞を作ろうか悩んでいるとそこは経験豊富なHZU。「竪穴式でいこう」の一言で早速雪洞作り。作って見て感じたが天井抜けてても風が当たらないだけで結構暖かく感じる。これがいつものように完全な雪洞だったら帰りたくなくなる。バーボンTakeda皆さんにご心配かけたお礼にキノコの味噌汁作らせていただきました。自分で言うのも何だけど結構美味しかった。寒いときはやはり雑キノコの味噌汁に限ります。天気は晴れてみたり雪が舞ってみたりの繰り返し。でもやや回復傾向にはあるのだろう、帰る頃には鉾立峰やエブリサシを見る事が出来た。記念写真をみんなで撮り1時出発。バーボン先頭を切って降り始めたが大失敗。西俣の峰直下を左に折れなければならなかったのを真っ直ぐ直進してしまった。HZUから呼び止められるまで気付かなかった。実を言うとなぜ間違ったのかも分らなかった。登り返して初めて間違いに気付いた。後で地図を見てみたが、その尾根行けるには行けそうだがまちがいなく重大なトラブルを起こしていたと思う。まだまだアブね-なバーボンTakeda。その後はHZUが大曲まで先頭で誘導した。さてここからが大変。これから降りる痩せた枝尾根は登れても降りるのは一苦労だ。竹爺が持ってきたロープを出し、HZUがルート工作後一人ずつ降りてもらった。これぞ実践の訓練だろう。春山雪上訓練よりよっぽど緊張感がある。HZUも見てて緊張感があったろうな、たぶん。だって顔笑ってなかったも・・・
最後の斜面は豪快尻セードでもと来たトレース跡へ。ここでかんじきを付け直し梅花皮荘へ雪原を戻る。4時15分に全員駐車場へ到着。こうして無事本格復帰の山行を終え、風呂に浸かりながらあの時なぜ間違ったか思い悩んだのでした。
写 真
長井組のホーリー&Dr.まっちゃん |
竹爺夫妻にHZUの娘さん、Yayoi&Aikoペア |
いつもの記念撮影。カメラをセットするのはHZU。これもいつもの風景 |
岩場をクリアーするメンバー |
痩せ尾根に雪が乗っている |
もうすぐ十文字池。みんな元気 |
十文字池で一休み |
枯松山、大堺山方面 |
新カシマシーズ? いえいえガールズトークのメンバーです |
エブリサシに鉾立峰も顔を出した |
十文字池に向かって降りる |
無事駐車場に到着 |