9/24朝日登山道整備
2011/9/24~25 朝日登山道整備
前日竹爺、ホーリーと飲みすぎたらしい。4時に目覚まし時計から叩き起こされた時にはどうも本調子じゃない。いわゆる・・・・
そんなことも言っても今日は登山道整備、朝飯をかきこみ4時40分竹爺と自宅を出発。今日からは晴れる予定だがどうも天気は良くなさそうだ。
6時30分集合場所の古寺鉱泉駐車場に着くと既に満車状態で車の置き場所がない。どうにか人に迷惑のかかる場所へ無理やり押し込みギリギリ セーフと言いたい所だが四捨五入するとアウトだろう。
事業開始の挨拶が西川山岳会代表の渋谷さんの言葉で始まり、総括リーダーの大江山岳会会長・高取さんの行動予定に続く。7時30分まわったところで出発。いっせいに歩き出すが大渋滞。それもそのはず今日の参加者は環境省・ニュージェックをはじめ総勢50名だ。すきを見て前に出なければ・・・ふふふ・・・
コースは古寺鉱泉から古寺山、小朝日岳をつめ大朝日小屋まで、小1時間登ったところで「休憩ーっ」の雄叫びが前から聞こえてくる。「ココしかないだろう」そう思った私バーボン、竹爺、シミケン&リョウは「お先に・・・」と休まず歩くことに。本当に人に自分を合わせることの出来ない なんてわがままな4人組だ。実はそれには訳があって なんて言うか 秋だし・・あるでしょう?菌類が・・・別名きのこが・・・それをその先で探す予定だったというわけさ ハ・ハ・ハ
一服清水で2~3分息を入れ、直ぐに歩き出す。三沢(サンザ)清水前で菌類を採取して水場でまた2~3分休憩を入れる。雨が落ちてきたので合羽を着て出発。順調に歩き通し小屋着は11時10分。まずまずのペースで歩いてきた。それにしても冷える。吐く息が白く、下手すりゃみぞれになってもおかしくない。こんな日は中から暖めるしかない。そう お湯割の薬を頂くことにしよう。
全員が到着し食事を済ませた後、班長会議で各班の役割を確認し合う。作業としては資材の運搬・配置が主でその後保全作業を本格化する。そして次の日で仕上げるという予定だ。作業場所は金玉水から中岳の中腹まで、内容は中岳から登山道を流れる水を金玉水に流れ込まないように水を逃がしてやること・裸地化した部分に緑化ネットを張り植生を促すこと・ガリー浸食部分に土砂ダムを何段も作り自然の力で浸食部を埋め戻すよう施すこと。やることは沢山ある。これを順序良く作業を進めていくには前段取りと全員の確認が必要だ。今回の総括リーダー高取さんの指示と環境省の指導、ニュージェックの川端さんのアドバイスを受け作業は進められていく。1日目で6割ぐらいは作業が進んだろうか4時過ぎまでやってこの日は終了。
という事は夜の部・・・ 今回は保全作業の報告なので書かないでおこう。
2日目朝食を済ませ、7時から班長会議。各班から前日までの進捗状況を報告、確認した後作業に入る。この日は前日と打って変わって朝から快晴のいい天気だ。気持ちよく各班とも作業を進めていく。早めに作業を終えた班は大掛かりで作業をしなければならないところの手伝いに廻る。ダム設置を終えたところから緑化ネットを張っていく。この段階まで来ると作業にも全員が慣れ急激にスピードが上る。話は変わるが飯豊の保全作業ともなれば参加者はリーダーからの指示がなくてもこのネットを個々の自らの考えで的確に設置していくほどレベルが高まっている。一見は百聞にしかずで一目見てみるとあの手際のよさを認識していただけるだろう。
10時に終了し、全員で各班で作業した箇所を確認し検証していく。この作業は来年作業をする上で非常に大切な部分になってくる。11時までには全てを終了し、昼食を取る。食事の終えた人から下山。我々は12時30分をまわってから出発。個々で思い思いに下山し駐車場着が3時30分過ぎ。ここで下山確認をし、それぞれが家路に着いたのでした。よく働いた2日間でした。家に帰って今夜も自分に「乾杯」だ。
写 真
さあ出発です |
朝陽旅館の前を通り裏手が登山口です |
高度が上ると大井沢の部落が見てきます |
古寺山にて竹爺&リョウ |
古寺山側から見る小朝日岳はお猪口のようです |
あいにくの雨、これも一興ですな |
作業に入る前に全員で作業箇所を確認します |
翌朝起きるとなんともいえぬ秋空 |
中岳方面 |
小朝日岳方面 |
月山方面、奥には鳥海山が見える(左脇) |
全員で朝の作業確認 |
作業現場から祝瓶山が見える |
私が携わった作業現場の様子 |
小屋出発前にパチリ |
黒崎山の会のメンバー |
まずは小朝日岳目指してテクテク |
大朝日岳を振り返る |
熊越方面から見る小朝日岳は荒々しい |
実が赤く色づき始めました |
ハナヌキ分岐にて竹爺&ハイジ |